2018.01.06 Saturday/02:31 |
WAKE 鈑金事例 |
category: - | author: R&D仲本浩治 |
昨年、最後の鈑金修理車両 ダイハツ WAKE I様
当店で3年前に新車で購入されたお客様です
今回、台風18号の被害で木が倒れルーフ、Fガラス、サイドピラー、スライドドアLHにダメージがありました
ルーフに3箇所ほど大きな凹みがあります。今回車両保険加入してましたので適用されました
最初の見積もりでは保険会社→ルーフ交換での対応でしたが、なるべく車両に負担をかけない修理をしたいので
アジャスターと協定の結果鈑金修理する事になりました。
しかし、高張力鋼鈑が伸びてしまうと厄介なんです・・・
そこで、絞り作業をするわけですがガス溶接のトーチを使いこんな感じで熱を入れます
見てると簡単そうですが、文章での説明は厳しい・・・実際は超難しいです 笑
景色の映り込みなども利用し焼いて、濡れタオルで一気に冷やしたりの繰り返しを行います
途中ハンマリングなどの作業も入れ徐々に形になってきました
中央に向け緩やかなカーブを描いてますので忠実に戻して引き出していきます(実際5時間位かかってます)
ピラー部分の凹みはスタッド溶接機を使用し引き出し
この後、パテで修正しサフ入れ研磨を終え塗装工程へ
塗装からあがってきた車両の割れたFガラス交換
ガラス交換完了
お次はルーフヘッドライナーの取り付けです、外したパーツの再利用は出来ません
センターに6箇所ほどシーラーが施されてるので残ったシーラーをスクレーパーなどで除去します
新品のライナー
シーラー塗布
ヘッドライナー他、外してあったミラー&バイザー類を組み付け水圧テスト洗車を終え完成
綺麗に直りました
同時に車検の満了日も近かったので継続検査も受け12/27納車されました